ワークライフスタイリスト養成講座の学びを“自分のまわり”で活かす。
CASE1:松本真紀さん
(愛知県知多市「おひさま歯科・こども歯科」マネージャー)
ワークライフスタイリスト養成講座5期卒業生
「できるできる」は魔法の言葉。でも、ただ唱えるだけでは魔法にかからないんです。
生きるために必要な《「できない」を「できる」に変える変換力》。
二人の子どもを育てながら、主人が開業した歯科医院でマネージャーとして働いています。10名ほどいるスタッフが、心地良く、やりがいをもって働けるよう環境を整えていくことが主な仕事です。モチベーションを上げながら働いてもらう方法を考え、主人に相談・提案し、研修などの形にしてどんどん実行に移していっています。
ワークライフスタイリスト養成講座では様々なことを学びましたが、その中でも《「できない」を「できる」に変える変換力》は、家族や友達、職場の人にも話すほど、自分の中にしっかりと染み込んでいると感じています。
例えば、小学2年生になる息子が学校や習い事の宿題が多くて「できない」と言った時、「できるようにするためにはどうすればいいと思う?」と尋ねています。すると、「提出日はいつだから、何曜日と何曜日にわけて宿題をやってみる」と、できるように自分で考え始めたんです。友達とけんかしてしまった時なども、「どうしたらわかってもらえると思う?」と声をかけたり、あきらめるのではなく考えさせるようにしていますね。
子どもたちに、「できない」と思ってほしくないんです。どんなに少なくても絶対に可能性はあるので、私自身もできるだけ「〇〇ない」という否定的な言葉は使わないように心がけています。私が子どもたちの人生に責任を持てるわけではありません。子どもたち自身が人生に希望を持ち、前向きに、そして自分で考え、道を切り拓いて生きていってほしい。だからこそ、小さい頃から《「できない」を「できる」に変える変換力》を鍛えてもらいたいですね。
「できるできる」は、子育てにも活かせる魔法の言葉。でも、「できるできる」だけでは、「できない」ところがポイント。「できるようにするにはどうすればいいのか」を具体的に考え、行動に移すまでが大切だと考えています。
ワークライフスタイリスト養成講座卒業パーティーで、ゆうかさんと佳実さんと♡
自分に合ったタイミングを見逃さず、チャンスを掴んでほしい。
私は、ワークライフスタイリスト養成講座5期(千葉ゆうかクラス/2017年11月〜2018年3月開講)を受講したのですが、振り返ってみるととてもタイミングが合っていたと思います。
宮本佳実さんが講師をされていた1〜3期(2016年7月〜2017年10月)だと子どもたちも小さかったし、8期以降(2018年4月〜)だと医院の開業と重なっていました。だから、私には5期のあの時が受講のベストタイミングだったのだと思います。主人も「行くなら今だ」と背中を押してくれて、東京まで通うことができました。
もし養成講座を受講したいと思うのであれば、タイミングを見逃さないでほしいですね。それは、急げば良い、早ければ良いということでも、「次があるからまあいいや」ということでもありません。仕事でお忙しい方、子育てで手が離せない方、みなさんの置かれている状況は様々かと思います。ご自身のタイミングで、しっかりとチャンスを掴んでください。「今だ!」と思われる時があれば、思い切って挑戦してみてほしいですね。
(取材・執筆:ひさとみなつみ)
松本真紀さんブログ
https://ameblo.jp/stylist-makiron/