ワークライフスタイリスト養成講座の学びを
自分の仕事と組み合わせて、新たなコンテンツをつくる。
CASE1:谷川歩美さん
ワークライフスタイリスト
(ワークライフスタイリスト養成講座2期卒業生)
個人セッションやお茶会、セミナーだけじゃない!“パンづくり”を通して見せる、自分らしいワークライフスタイル。
自分らしく輝いている姿を見せることも、ワークライフスタイリストの仕事。
現在は産休中ですが、地元・静岡にあるショップの一角を借りて、パンと焼き菓子の販売、ランチの営業をしています。……と言っても、私は“つくる”専門。店舗の経営や接客などは他の方にお任せしていたので、大好きなパンづくりや調理だけに集中できる、最高のワークライフスタイルを送っていました。
週3日パンを焼き、週2日ランチの調理。お休みは2日いただいていました。ワークライフスタイリストとしての個人セッションは、月毎に日程・人数を限定して行っていましたね。週5でパンを焼いていた時もあったのですが、ゆったりした生活を送りたいという理想があったので、どれくらいのペースなら心地よく働けるか自分自身に問いかけ、やりながら調整していました。
夢中になってパンづくりをしている自分の姿を発信することで、「好きなことをして生きていい」「もっと自分らしく、自由な人生を送っていい」と、伝えていきたいと考えています。個人セッションやお茶会も好きだけれど、いちばんやりたいのはパン作りを中心とした料理のこと。だから、大好きな料理をしている自分の姿を通して、働き方・生き方に悩んでいる女性に「こんな生き方もあるよ」とひとつの見本を見せてあげられたらと思います。
ワークライフスタイリストの活動の在り方も、たくさんの可能性があります。必ずしも個人セッションやお茶会をやらなくてはいけないわけではないし、私のように好きなことをやっている姿を見せることも、立派な活動のひとつです。SNSでの発信も義務ではないですし、そういったことをしなくても、養成講座で学んだことは家族や友達、会社の中で十分活かせる。ワークライフスタイリストとして、何をどう体現していくかは、すべて自分次第だと思いますね。
私の焼いたパンたち。このようにお店に並んでいました^^
これから、ワークライフスタイリストとしてできること。
パンづくりを仕事にすることは長年の夢でした。でも、妊娠・出産に伴い、理想が変わってきたように感じています。子育てや家のことをして、ゆったりした生活をするのもいいのかなって、ちょっと思っているんです。
生まれてみないとわからないこともありますが、今までも“やりながら調整”してきたので、子育てがプラスされたワークライフスタイルも、試行錯誤やって、自分の心地良さを見つけていきたい。仕事をしなければいけないわけではないですし、「こうしなきゃいけない」という世間の常識に捉われることなく、新しいワークライフスタイルをつくっていきたいです。
ワークライフスタイルを見直す過程も、SNSで発信していきたいと考えています。妊娠・出産のタイミングでワークライフスタイルを見直したいと思っている方もいらっしゃるでしょうし、私が試行錯誤している様子も参考にしてもらいたい。それが、今、ワークライフスタイリストとしてできることなのかなとも感じています。
(取材・執筆:ひさとみなつみ)
谷川歩美さんブログ